2012/05/11
スキー通信’11−’12 最終号 旭岳
先日の暑寒別岳でスキー登山は最後かなと思っていましたが、とても有り難い事にお誘いを受け何と何と旭岳ベストシーズン(だと私は思う)に旭岳に行く事ができました。
今シーズンスキー通信最終号なので、スライドショーではなくて、写真そのまま載っけちゃう!
5月6日(日)
天候 晴天のち曇り 時々雪
まさかの寝坊。1時間の大遅刻。すみません!!!
大ベテランの方々にご一緒させてもらったので、寝坊の事もありもう何も言えません状態。私はまるで何も知らない子供のように、ただただついていくだけで、途中ついて行く事が精一杯で、たまにシールが利かなくなりついていくのもままならなくなりちょっと滑り落ち立てなくなり、声をかけてもらったり助けてもらったりが数度。「怖い!」と思っちゃうと足に力が入らなくなる。来シーズンはもう少し道具を揃えて精進しよう。それからやはり「リスクマネージメント」の意識が私は足りなすぎる。もう少し色々教えて頂きたいと思った。
そんなこんなでまさかの登頂。まさかの標高1800メートル付近での焼肉!
そしてまさかの「釣り」まさかの「ニジマス(大)」。
今年は雪が解けるのが異常に早かった。この時期の旭岳でまさかのこの雪の少なさ。今シーズンはどう頑張ったってこれでスキーはおしまい。また来シーズンお会いしましょう。
さて、写真一挙公開。
まず、これは姿見の池の近くにある「夫婦池」のうちの一つ。青が綺麗です。

少し登ると背後に険しい山々が見えた。夕張岳や芦別岳らしい。夕張岳はまた行きたいな。芦別岳も行ってみたいな怖いけど。違う方向ですが遠く十勝岳も見えました。

山頂。この時期でエビノシッポ。さすがです。標高2290m北海道最高峰。

山頂からの景色。ここに立つのは15年ぶり。お久しぶり。

まさかの焼き肉!!私はただただご馳走になっただけで・・・ありがとうございます!

釣ったニジマス。

というか、餌をつけてもらうのと魚を引き上げるのはやって頂いたので私はただ糸を垂らしていただけですが・・・私は釣りをしないので分からないのですが聞くとめったに釣れないくらいの大きさの立派なニジマスだそうです。色がすごく綺麗で、目がうちの愛犬に似ていて見た瞬間愛着を持った。釣った時には当たり前ですが動いていた。動いていたのをシメて(もらって)運んで帰ってきた。運んでいる間中、実はすごく厳かな気持ちになっていた。生命を絶ち、帰宅後それに包丁を入れる。何だかちょっと怖かった。恐怖ではなくて畏怖。大袈裟でなく。食べるとはそういうことなのだと改めて知らされた思い。調理したニジマス、骨まで愛おしく、ゴミ袋に入れて捨てるのがすごく嫌だった。今回、この時期にスキーで旭岳の山頂を踏む事が出来た事も私に取ってはこの上ない幸せでしたが、このニジマス体験はそれに勝るとも劣らぬ衝撃、今もまだ何か心にズシリと重たく響いています。この写真を見る度胸が詰まる思い。
ありがとうニジマス。素晴らしく美味しかった。
一人で食べたら二食分以上ありました。
ちなみにこれがウチの愛犬。何か似てるでしょ?

今シーズンスキー通信最終号なので、スライドショーではなくて、写真そのまま載っけちゃう!
5月6日(日)
天候 晴天のち曇り 時々雪
まさかの寝坊。1時間の大遅刻。すみません!!!
大ベテランの方々にご一緒させてもらったので、寝坊の事もありもう何も言えません状態。私はまるで何も知らない子供のように、ただただついていくだけで、途中ついて行く事が精一杯で、たまにシールが利かなくなりついていくのもままならなくなりちょっと滑り落ち立てなくなり、声をかけてもらったり助けてもらったりが数度。「怖い!」と思っちゃうと足に力が入らなくなる。来シーズンはもう少し道具を揃えて精進しよう。それからやはり「リスクマネージメント」の意識が私は足りなすぎる。もう少し色々教えて頂きたいと思った。
そんなこんなでまさかの登頂。まさかの標高1800メートル付近での焼肉!
そしてまさかの「釣り」まさかの「ニジマス(大)」。
今年は雪が解けるのが異常に早かった。この時期の旭岳でまさかのこの雪の少なさ。今シーズンはどう頑張ったってこれでスキーはおしまい。また来シーズンお会いしましょう。
さて、写真一挙公開。
まず、これは姿見の池の近くにある「夫婦池」のうちの一つ。青が綺麗です。

少し登ると背後に険しい山々が見えた。夕張岳や芦別岳らしい。夕張岳はまた行きたいな。芦別岳も行ってみたいな怖いけど。違う方向ですが遠く十勝岳も見えました。

山頂。この時期でエビノシッポ。さすがです。標高2290m北海道最高峰。

山頂からの景色。ここに立つのは15年ぶり。お久しぶり。

まさかの焼き肉!!私はただただご馳走になっただけで・・・ありがとうございます!

釣ったニジマス。

というか、餌をつけてもらうのと魚を引き上げるのはやって頂いたので私はただ糸を垂らしていただけですが・・・私は釣りをしないので分からないのですが聞くとめったに釣れないくらいの大きさの立派なニジマスだそうです。色がすごく綺麗で、目がうちの愛犬に似ていて見た瞬間愛着を持った。釣った時には当たり前ですが動いていた。動いていたのをシメて(もらって)運んで帰ってきた。運んでいる間中、実はすごく厳かな気持ちになっていた。生命を絶ち、帰宅後それに包丁を入れる。何だかちょっと怖かった。恐怖ではなくて畏怖。大袈裟でなく。食べるとはそういうことなのだと改めて知らされた思い。調理したニジマス、骨まで愛おしく、ゴミ袋に入れて捨てるのがすごく嫌だった。今回、この時期にスキーで旭岳の山頂を踏む事が出来た事も私に取ってはこの上ない幸せでしたが、このニジマス体験はそれに勝るとも劣らぬ衝撃、今もまだ何か心にズシリと重たく響いています。この写真を見る度胸が詰まる思い。
ありがとうニジマス。素晴らしく美味しかった。
一人で食べたら二食分以上ありました。
ちなみにこれがウチの愛犬。何か似てるでしょ?

2012/05/05
スキー通信’11−’12 vol.15 暑寒別岳
2012年4月30日
暑寒別岳
増毛界隈の山々には何となく特別な思いがある。昨年登った雨竜沼湿原〜南暑寒然り、雄冬岬然り、郡別岳然り、そしてこの暑寒別岳。増毛は母の故郷なので、昔々の様子も度々し耳にしたり、お墓参りや親戚を訪ねる等で、幼少の頃から度々訪れた土地だからだと思う。まだ東京に住んでいたうんと小さい頃に、SLに乗って行った事もあった。
いつか登りたいと思っていた山、この時期にスキーを履いて登って滑れて良かった!!
平均タイム登り4時間のところ5時間まるまるかかってしまった私を何度も待ってくれたUさんありがとう!
黄砂で前につんのめる事度々。
でも・・・スキーはいいなぁ!
写真は、たまに指が画面に入っちゃっているのもあるけど気にしない。
暑寒別岳
増毛界隈の山々には何となく特別な思いがある。昨年登った雨竜沼湿原〜南暑寒然り、雄冬岬然り、郡別岳然り、そしてこの暑寒別岳。増毛は母の故郷なので、昔々の様子も度々し耳にしたり、お墓参りや親戚を訪ねる等で、幼少の頃から度々訪れた土地だからだと思う。まだ東京に住んでいたうんと小さい頃に、SLに乗って行った事もあった。
いつか登りたいと思っていた山、この時期にスキーを履いて登って滑れて良かった!!
平均タイム登り4時間のところ5時間まるまるかかってしまった私を何度も待ってくれたUさんありがとう!
黄砂で前につんのめる事度々。
でも・・・スキーはいいなぁ!
写真は、たまに指が画面に入っちゃっているのもあるけど気にしない。
2012/04/24
特別な人の特別な技術にしない
「upas」(ウパシ)を今日はほんの少し織り進んだ。なぜだが調子が良い。耳は揃うしすとんすとんと筬が入るし織り巾は一定だし何より織っていて気持ちが良く気持ちが落ち着く。
でももう夜遅くて下の住人に迷惑だといけないので止めた。
さて織りながら、ふと、葛布の未来について考えた。
例えば、私がそれなりにお金を出して買った高価な帯や着物は、高価なだけあって、着心地が良いし、布地もしっかりしているし、ちょっとやそっとじゃヨレヨレにはなりそうにないし、だから何十年も着続けられるだろう品物で、もしかするとそれは芸術品とも言える布地で、高いお金を払ってもそれだけの価値があると思えるものです。
さて、葛布はどうだろう。
葛布だって、そりゃ芸術品とも言えるかもしれない布地で、自分で織っていてもため息が出るほど美しく、驚くほど軽くて、自分で洗えて、通気性も抜群、速乾性があり、撥水性も若干ある。特に夏帯にはもってこいの、素晴らしい自然素材だと思う。ですが、一点だけ、難点がある。弱い。何十年も着続けられるだろうか?と思うと、ちょっと不安がある。
熟練のワザで、繊維を取るタイミングを間違わなければかなり強い繊維が取れるのですが、どんなに熟練していても、私は、葛から強い繊維をコンスタントに取るのはとても難しいと感じています。それに、どんなに強い繊維が取れても、絹や、他の植物繊維素材に比べると、美しさを追求して糸に撚りをかけていない分、何十年、というスパンで考えると、どうしても、強度の点では劣ってしまう。
いや、自分で織った布で考えると、10年前の物はまだしっかりしているので、10年は、大丈夫ということは立証されているのですが、でもそれは帯のように結んだり擦れたりすることが少ないものなので、果たして帯になった場合はどうだろうかというのは、分かりません。
さて、この葛布を、他の着物や帯と同様に、例えば販売しようとすると、その価格設定が大変難しい。美しいがもしかしたら弱いかもしれないものに、さて、いくらなら「それだけの価値がある」と認めてもらえるのだろうか。布を織る手間を考えると、ものすごく高価になるが、さて、それだけの価値が、布になって帯やきものになった「葛布」に、あると、いったいどれだけの人が認めてくれるのだろうか。
認めてくれる人は、少しいるかもしれない、でも、かなり少数じゃないかと思う。だとしたら、葛布の未来がとても細くて頼りなくなってしまう。そんなのは困る。
文章にするとえらく長くなりましたが、そんなことを、葛布を織ったほんの数分の間に、考えていました。
さて、じゃあどうしようか、というのが本題で、それがタイトルの「特別な人の特別な技術にしない」なのですが、今日はもう遅くなったので、続きはまた今度。
でももう夜遅くて下の住人に迷惑だといけないので止めた。
さて織りながら、ふと、葛布の未来について考えた。
例えば、私がそれなりにお金を出して買った高価な帯や着物は、高価なだけあって、着心地が良いし、布地もしっかりしているし、ちょっとやそっとじゃヨレヨレにはなりそうにないし、だから何十年も着続けられるだろう品物で、もしかするとそれは芸術品とも言える布地で、高いお金を払ってもそれだけの価値があると思えるものです。
さて、葛布はどうだろう。
葛布だって、そりゃ芸術品とも言えるかもしれない布地で、自分で織っていてもため息が出るほど美しく、驚くほど軽くて、自分で洗えて、通気性も抜群、速乾性があり、撥水性も若干ある。特に夏帯にはもってこいの、素晴らしい自然素材だと思う。ですが、一点だけ、難点がある。弱い。何十年も着続けられるだろうか?と思うと、ちょっと不安がある。
熟練のワザで、繊維を取るタイミングを間違わなければかなり強い繊維が取れるのですが、どんなに熟練していても、私は、葛から強い繊維をコンスタントに取るのはとても難しいと感じています。それに、どんなに強い繊維が取れても、絹や、他の植物繊維素材に比べると、美しさを追求して糸に撚りをかけていない分、何十年、というスパンで考えると、どうしても、強度の点では劣ってしまう。
いや、自分で織った布で考えると、10年前の物はまだしっかりしているので、10年は、大丈夫ということは立証されているのですが、でもそれは帯のように結んだり擦れたりすることが少ないものなので、果たして帯になった場合はどうだろうかというのは、分かりません。
さて、この葛布を、他の着物や帯と同様に、例えば販売しようとすると、その価格設定が大変難しい。美しいがもしかしたら弱いかもしれないものに、さて、いくらなら「それだけの価値がある」と認めてもらえるのだろうか。布を織る手間を考えると、ものすごく高価になるが、さて、それだけの価値が、布になって帯やきものになった「葛布」に、あると、いったいどれだけの人が認めてくれるのだろうか。
認めてくれる人は、少しいるかもしれない、でも、かなり少数じゃないかと思う。だとしたら、葛布の未来がとても細くて頼りなくなってしまう。そんなのは困る。
文章にするとえらく長くなりましたが、そんなことを、葛布を織ったほんの数分の間に、考えていました。
さて、じゃあどうしようか、というのが本題で、それがタイトルの「特別な人の特別な技術にしない」なのですが、今日はもう遅くなったので、続きはまた今度。


